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横手で初めてのクラフトビール醸造所「すなおブルワリー」、開業準備進む

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横手市内では初めてのクラフトビール醸造所「sunao brewery(すなおブルワリー)」(横手市田中町)が、現在、来春の開業に向けて準備を進めている。

 

開業準備を進めるのは、東京都内のブルワリーで4年ほど醸造を担当した経験を持つ市内在住の津川渚奈於さん。地元がビールの原料に使うホップの産地であることや、豊かな農作物に恵まれていることに魅力を感じたことなどから、クラフトビール醸造所の立ち上げを決め、今夏、帰郷した。

 

現在、横手駅前の再開発地域にある田中町の築40年以上の空き家を借り受け、300リットルの醸造タンク4基を備える約17坪の作業スペースと、約11坪の飲食スペースを設ける醸造所の開設へ向けて工事を進める。12月10日に始めた内装工事では、あえて古いガラスをそのまま残したり、津川さん自身で壁塗りを手がけたりするこだわりも。


津川さんは「全ての原料が横手産のビールづくりを目指したい。地元の皆さんにクラフトビールの世界の奥深さを伝えながら、私ならではのおいしいビールを届けられるよう頑張りたい」と意気込む。


来年2月上旬、醸造委託したクラフトビールを提供するタップルームを開業し、夏頃の醸造開始を目指す。

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場所 sunao brewery(すなおブルワリー)